2021年

オリンピック、コロナ対策ワクチン接種など大きめのイベントがあった2021年。まだ3日残ってますがスキー場での年越しになるので早めにまとめちゃいます。
2021年を一言で表現すると「次のステップへ」がキーワードだったと感じています。
トピックごとに振り返ってみます。

1. 料理・食

情勢も情勢なので自宅での食事が非常に多かったのが2021年。2020年から引き続き。
変わらずCookpad でレシピは公開していまして、今年の結果は以下の通りでした。

こんなに閲覧していただけていてうれしいばかりです!ありがとうございます!!

次に参考させてもらった側の活動。
記憶を頼りでの振り返りですが、Cookpadのおかげでレシピを見ながら料理できる種類が増えた&短時間で省力化して作れるようになったと感じます。 それに伴って新しいジャンルに挑戦する機会も増えた!!
↓が特に料理する機会が増えてたかな、という思うレシピ達。

  • 台湾風まぜそば(名古屋で友人と「はなび」で本物に連れて行ってもらった影響がデカイw)
  • あんかけ焼きそば
  • ピザ
  • トマトソース系のスパゲッティ

それからクリスマスには「ローストチキンを作る」イベントをアンロック。個人的には大きな一歩だったように思います。

「せっかく食べるなら少しでも美味しく作りたい」という気持ちが強まったのか仕込みをワリとしっかりしたのが今年で、 そこから振り返ると、初心者から「次の一歩」への拡がりを探索できたかなー、と感じてます。
2022年は更なる「おおいしく、かつ、省力で」を深めるのと、アルコールの種類も拡められると食が更に広がりそうだなー、なんて思っています。

そうそう、そして今年はサプライズでサンタさんが来てくれて(自分でしょ?w とはいえ、何年ぶりだろうww)、自分専用包丁(今回は出刃包丁)を1本所有させてもらえることになりました。 なので、来年こそはここ数年来の夢だった魚を捌ける人になる年にしようと思います🐟🔪!!サンタさん、ありがとうございましたーっ!!いい子にしてるから来年も来てねーっww(そこかっw)

最後にオマケ的なやつ。
無印のバームクーヘンの種類の多さから始めた「無印バウムマラソン」も合計10日目を終了し30種類くらい試食、 「無印スコーンマラソン」「無印ケーキマラソン」にも発展した1年でしたw (そろそろ完走で良いかな?無印さんww) そういえば、バーガーキングも「新種発売!」に乗せられてたくさん食べた印象ですww

2. 趣味範囲での公開ブツとかWeb Musicとか

多くの活動はできていないものの大きく以下をしました。

BLE-MIDIの受信の実装とかも密かにやってました。(「EWI 4000s Editor β」にこっそり実装済。無保証です(汗))
あと、ローカルに保存した動画を1分に短縮した動画サムネイルを作る動画閲覧ツール、ディレクトリ構造で画像・動画を閲覧するツールなども作ったり、「EWI 4000s Editor β」ではガッツリVue.jsを使ったなー。

そうそう、このトピックで忘れてはいけない10月のMaker Faire Tokyo 2021。ビッグサイトでの開催予定が感染状況から急遽Online開催になってしまった、なんて大きな事件もありましたw

個人的にはこんな感じでした。
こんな活動を通じて自分自身の得意なところ、苦手なところを再認識できたかな、という意味で「次への一歩」な1年だったと感じています。

そして、Web Musicなところです。
ついに先日 FirefoxのNightlyにWeb MIDIがShipされたとのことで、来年の2022年はWeb MIDIが熱くなる気がしていて、2022年はここを楽しみたいです!Blinkのときのようにデバイス系のAPIの拡がりもWeb MIDIに続いて実装され、公開されて欲しいなー。

ちなみに、2021年12月現在では以下の手順で試すことが可能です。

3. 体調とか

怖くて体重計には乗ってませんが、スボンのベルトの締め具合から想像するにそこまで変化はしていないのでは?という想像。でもそろそろ乗るか・・・
あと、気になるのがとっさの腰の痛みかなー。夏の終りくらいだったか、急に動くと「ビビっ」と痛みが走って、ちょっと動きを止めことを余儀なくされる、なんてことが少しづつ発生中。 出歩けないことで筋力が落ちているだけ、というのを期待してますが、2022年も引き続き無理はしないように気をつけます。

おわりに

ワクチン接種後の副反応が大変だったけど、オリンピックを観て勇気づけられた2022年。
個人的にはいろいろと考え込むこともあったけど「まぁいいか!」と言い聞かせ、その先に進んでみたら自分自身にとって見えてなかった部分が見えてきた、みたいな1年でした。
そして何よりも、家族含めて大きな病気も怪我もせず1年を過ごせたことに感謝です!来年も今年の後半のように進めるといいな、と願いつつスキーで2021年を納めてきます!!

それでは、よいお年を!

これは何?

Web USBで接続したNFCカードリーダからSuicaの情報を読み取ってWebアプリに入力するデモです。
入力先のWebアプリは開発者向けのアカウントを用意してくださっているサイボウズ社kintoneを利用しました。

経緯

1年ほど前にSuicaを読む[Webアプリ] [Blog] を公開しています。今回はその続編で「現実的なユースケース」を入れてより身近に感じられるようにしてみた、という感じです。

あっ、それからGoogle I/O 2021にも刺激されて「何かしたい」と感じたのも1つの経緯ですね(汗)この辺りを観て刺激されています。

「NativeアプリでできることをWebでも可能にしたい!」という考えで動いている Project Fugu🐡(Web Capabilities Project) は個人的にとても良いなー、っていつも思っています。Web MIDIに思い入れが強いし、Web&デバイスが好きだからこそかもしれませんけど、とにかくWebの未来を感じるしワクワクしますw
ちなみに、Project Fuguの現在の状況はこんな感じです → Fugu API Tracker

デモ動画

デモの中ではSony社のRC-S380/sというカードリーダを使っていまして、入力は以下の3ステップ。

  1. カードリーダを接続
  2. 読み込みたいカードをカードリーダに乗せる
  3. kintoneアプリ内の読み込みボタンをタップ
  4. 入力したいテキストエリアにフォーカスして、入力したい項目をクリック

扱いはとても簡単です。こんな機能が出張精算のアプリにに組み込まれたら便利だなー、と思います。
「現代は多くの人がモバイルSuicaだよねーっ!」という難点はありますw

動画内の右上のカメラの映像は@massie_g「WebRTCに使うデバイスを選択するには(+おまけ)」に書いてあったWebアプリを使わせていただきました。PinPもできてすごく便利でした!ありがとうございました!

感想

いろいろありコードが公開できないのが残念ですが、Webの未来が少しでも見てもらえたなら嬉しいです。
そして、Web USBじゃないけど、、、kintoneの柔軟性に驚きました。JavaScriptを使うことはできるけど、何か制約があってWeb USBとか使えないかも、、、と思ってましたがあっさり動作してビックリ。kintoneは業務用途のアプリケーションプラットフォームなので、バーコードを読むハンディースキャナとか、その他のデバイスをWeb USBだったり、Web Bluetoothなどを経由して使えるようになると、もっともっと業務効率化のネタが出てきてをおもしろいんじゃないかな?なんてWebとデバイス好きな自分は感じました。

2020年

今年もあと24時間を切りました!
自分自身の2020年はまとめるとテーマは「食」がキーワードだったように感じています。
それでは2020年をトピック毎に振り返ってみます。

1:Stay Home & Work From Home

2月頃に突然に豪華客船のニュースから始まったという印象が強いです。「対岸の火事」で終わればいいな・・・、と思ってたけどそうは問屋が卸しませんでした。残念ながら。そしてこれも残念ながら現在進行形でもあり、悪化の一途をたどりつつあるようにすら感じます。
3月上旬から「できるだけWFH」というありがたい勤務体系にしていただけけ、子どもたちの学校が休みになった3月2日直後(全国の小中高、3月2日から臨時休校要請 首相)くらいから勤務も家から、という形をとらせていただき、そして現在の出社頻度は週1回、年明けからは週2回の出社となり徐々に変化している、という感じです。
WFHの正直な感想は以下です。

  • 通勤辛いからなくなって欲しいけど、なくなったらなくなったで出社しないというのが不安になる
  • タスクが決まってる、かつ、1人で進められるタスクであれば自宅のが割り込みが入らなくて良いかも
  • とはいえ、割り込みって気分転換にもなるから実はありがたいイベントなのかも?
  • 「便利」はその裏側に実はいろいろな背景を短絡させていて失ってるモノも少なくないかも?
  • 料理苦手じゃなくて助かった!(お昼は必ず自炊してます)
  • 切り上げればいいのに、キリの良いところまでエンドレスに続けてしまうタスク整理w

まとめると、勤務はハイブリットがいいな〜、なんて思っています。

そうそう、週1で出社してますが「できる限りの感染予防」ということで天候が良ければチャリで通勤しています。Yamaha PAS RINに乗って9kmくらい走ってます。電動自転車で26インチ以上だと子供を後ろに乗せることを目的とした形が多いからか、どうしてもママチャリハンドルのばかりなんですけど、このPAS RINは直線に近くとても走りやすいです。納品まで2ヶ月かかったけど選んで良かったです。中〜長距離&スタイリッシュな26インチ以上の電動自転車を探してる方にはかなりオススメの1台です!

2:自宅で料理する機会が増えた

今までもあまり外食はしてなかったのですが、更にその機会も減り、すると「アレ食べたいけど、自分で作れないものか?」と思い立ち調べて作ることが日常化して「買って食べるもの」と信じ込んでいたピザ、餃子、パイも作るようになりました。そして、作るときはまずは基本に忠実に作り、回数を重ねて慣れてきたらアレンジを加え、そのアレンジで美味しくできたものはCookpadで公開するということの繰り返しが多かったです。

その結果として、2018年からCookpadで少しづつレシピを公開していますが、2020年の今年はなんと9個も公開してたみたいです。ありたいことに見てくださってる方も少なくなく、おおよそ平均26,000PV/月を獲得できています。2020年のPVで特徴的なのが4月、5月。2ヶ月の合計で10万PVという異常な数値で世の中のStay Homeっぷりを感じることのできた結果となりました。

2020年にレシピは出し切った感があるので、さらなる自分の中での食開発という意味で2021年はどれだけ公開できるか自分でも楽しみです。

最後に2020年に買って最も良かった調理器具はホットサンドメーカーです。あずきサンドをレシピとして公開していますが、ハム・チーズだけでもホントに美味しいのオススメです。トースターでは出せない、耳のカリカリ感とその他のふわふわ感を一度に楽しめるところが特に好きです。

3:久々のテントを設営してのキャンプ

できる限り人のいないところ&殺菌だったりを他人に任せない、の基準で選んだ夏休みが山梨CamPica Akenoへのキャンプでした。暑かったけど、これは楽しかったです。久々のテント持参のキャンプだったけど、子どもたちも設営を手伝えるようになってたので助かりました!
そして、なんと言ってもキャンプは煙を気にせずモクモクと肉を焼けるのが最高ですねw

4:フードテックとかオーガニックとか

トピックとして世の中的にもフードテックは注目されはじめてて例えばバーガーキングが「Plant-Based WHOPPER」、 吉川さんのところのRepubi9社「東京ヴィーガン餃子」を発売されたりと、身近なところで目にするようになったり、政府としても「フードテック官民協議会」を設立したりと、フードテックの動きが活発さを肌で感じられる1年でもあったと振り返っています。

そしてオーガニック。これについても野菜栽培に関して日本の農薬利用の基準では外国の基準を満たしていないことが少なくなく輸出が自由にできない、みたいなトピックが年始くらいからちらほら言われ始めたり、Stay Homeが促進したからなのか「運動をしましょう」というのから、健康志向に注目が移り、そしてオーガニック食材を食べて更に健康に、みたいな流れになっているようにも感じています。(肌感覚で根拠はありません)
こんな肌感覚から2021年は更にこの界隈でCOVID-19前の2018年までの延長線上では語れない未来にさらに向くのが加速していくだろう、と妄想しています。オーガニックとかは、手間、現在の希少性を考えると当たり前なんだけど、ちょっと値段が高いのが・・・とは思っていますのでそこをなんとかなればな〜、って思います。

2021年

「世の中が2018年以前に戻るには4-5年かかるだろう」と言われてはいますが、2021年に少しでも戻ってほしいな、と願うばかりです。飛行機に乗ってアメリカ行きたいw
その他、今までと同じように難しいこともあるだろうけど、美味しいものを食べて、元気にやっていこうと思っています。

おわりに

よいお年を🐮!!

短いまとめ

GitHub Codespacesを使ってみた時の感想です。

経緯

いつだったか忘れたけど「ブラウザ上のエディタで修正できりようになるよ〜。まずは招待制で始めるよん。」ってのを聞いてWaiting Listに入りました。 8月5日に「You’re now in the Codespaces beta!」ってメールがGitHubさんから来たのですけど、私自身はメールの本文を読むまでは「なんだっけ?」というレベルの認識度でした。

YouTubeで説明を聞いてみた

ビデオの中で自分で気になったところをまとめるとこんな感じでした。

  • コンテナ内で動く
  • GitHubのUIから起動できる
  • エディタは今はVS Code(Visual Studio Code)だけだけど今後使えるIDE増やしていく予定
  • Terminalも開ける
  • Terminalからlocalhostとして実行したサーバにもアクセスできる

何に使おうか?

「このブログで使ってるJekyllのコンパイルもできないかな?」とか考えていじってみました。

まずはOS何?ってところからで、

$ cat /etc/os-release
PRETTY_NAME="Debian GNU/Linux 9 (stretch)"
NAME="Debian GNU/Linux"
VERSION_ID="9"
VERSION="9 (stretch)"
VERSION_CODENAME=stretch
ID=debian
HOME_URL="https://www.debian.org/"
SUPPORT_URL="https://www.debian.org/support"
BUG_REPORT_URL="https://bugs.debian.org/"

ってことだったので、

$ apt-get update

してみて、Rubyをインストール(インストール方法)してみたら、無事に動きましたので、この記事は早速そこで書いてます。
なお、ネットワークが問題なのかもしれないのだけど、接続が切れて再接続を要求されることがまれに発生しております。

特に設定してないですが日本語も入力できてます🙂

感想

まだJekyllを動かすくらいでしか試してないけど、使い方によっては便利に使えそう、という感想です。とはいえ、開発環境自体もクラウド側に吸収されると開発者としては楽になる一方で、学ぶ場が減っちゃわない?って心配も浮かびました。
それからVS Codeで、ここ最近かなり使われてる感があるからVS CodeのExtensionを公開することに対しては未来がありそう、という印象も持ってます。
何はともあれ今後に期待。というか「emacsだったりviはIDEですか?」って聞いてみたいw あと、このコンテナっていつまで保持されるんだろう?というのも気になるところですが、追って調査するということにします。

短いまとめ

TOEICで880点に達したときの「それまでの道のり」と「何にでも壁ってあるのだな〜」と感想を持ったときのお話です。

英語との関わり

その1:文化交流での留学

自分と英語との付き合いの最初は特別なこともなく中学1年生からでした。その後、高専へと進み、御縁があってAFS(American Field Service)という「異文化を身を持って体験する」ことを目的とした団体からアメリカのオハイオ州に1年間留学をさせていただいたところから大きく変わったのだと思います。
当時は耳から入る英語がほぼ分からない状態なのに、日本語が通じない地域にホームステイして相当鍛えられた、のだと思います。
ただし、帰国後に文法などの追加での勉強はしませんでした。

その2:社会人での経験

新卒でヤマハ入社した直後に人生で初のTOEICを受けました。550点、Listning:7割、Reading:4.5割でした。 その後、Globalなプロジェクトに参加させてもらったり、現地法人に1ヶ月程度の出張をさせていただいたりで、以前にも増して自分の中でも「聞く」には慣れてきた感があり、文法も勉強というよりはメールで書く必要があった為にいろいろ調べざるを得なかったことで、英作文チョットデキル感が出た時期だったと思います。
という時期に、特段対策もせずに受けたTOEIC 700点。Listening:6割、Reading:6割。
引き続き、英語の関わりは同じ程度の業務をこなし、今度はReadingの対策をちょっとだけして受けたTOEIC 785点。Listening:9割、Reading:7割。
この試験後には英語は社内での会話だったのがガラっと変わり、社外での会話が中心となり今までにも増して英語を読む、書く、聞く、話す機会が増していました。

その3:アメリカ駐在

アメリカの駐在となりました。このときには、社外の方とのやりとりも経験後だったこともあり、やっぱり追加での英語の勉強はほとんどしませんでした😅 そしてTOEICも受けることなく2年9ヶ月で帰国します。

その4:帰国後の淡い期待

帰国後の英語といえば、少しは使ってはいたものの、ほとんど機会がないという状態でした。
そんな中、新型コロナで籠もる生活が世の中的に広がり長期に渡ってTOEICの公開試験も中止となり、そこで「#TOEIC公式みんなで模擬受験」というのが開催されることを知りました。せっかく無料だし受けてみました。正直を言いますと勉強を全くしてないワリに「駐在してたし当然点数は上がってる」という淡い期待もありました。
自宅で受験したので採点も自己採点を行います。そして、結果はなんと780点。Listening:9.5割、Reading:6.5割、という結果です。駐在してたけどReadingはほぼ上がっていないという結果に愕然としました。が、いいところもありました。Listeningで「えっ、そんな引掛けを答えさせる問題なのか・・・」という感覚が幾度となくあり、これは今までにはなかったListening中の余裕だろう、というところから上達も感じることはできていました。
問題はReadingのスピードが非常に遅かったことで、これについては活字嫌いの自分としては納得感しかありませんでした。

自分で立てた弱点の仮説と対策

仮説

TOEICの点数の分布と、今までの自分の英語の知識の源泉をたどり、それらをまとめると以下だと分析しました。

  • 現地生活の経験から死活問題となる生活の会話の読み取りはイケる
  • 文法などの座学知識は中学校程度でしかなく、例えば穴埋めの答えの根拠を示せない

これから導き出したのが「英語を感覚として並べることはできるが、その正確性を問われると答えられない」という仮説です。
日本語にも照らし合わせると、これは「会話はできる、理解できる。けど難しいことを問われると困る。」という小学生レベルの理解度なのだな、と理解しました。次には「中学校で国語って何したっけ?」と思い出し、やっぱ文法の勉強、難しい文章を読んで慣れたのかな、とアタリをつけて、英語でも同じように勉強することにしました。

対策

反復練習はどちらかというと得意な方なので「問題集をひたすら解く」を対策にしました。
弱点の炙り出しと、慣れることが目標にしたのです。そこで購入したのが以下の2冊です。とにかく量の多い問題集をピックアップしています。

2冊で1486問が掲載されているですが、新型コロナの影響もあり毎日自宅作業だったので「通勤時間」になっていた時間を、この問題集をひたすら解く時間にあてたりして時間を裂きました。半月で長文の問題集は1.2通り程度、穴埋めは1.5通り程度くらいをこなしました。以下のようなStepでこなしていきました。

  1. とにかく解いて、間違った問題は内容を理解した上で、問題に日付をつける
  2. 前日に間違った問題を復習してから、当日進めるべき問題を解く
  3. 1通り終わったら、間違ったところのみを復習する
  4. テストが近くなったら、正答率が高かったところを解くことで自信をつける(!重要!)
  5. テストが近くなったら、TOEICの傾向を意識的に意識するようにする(!重要!)

このStepを実施することで、弱点の傾向が炙り出され、またTOEICならではの傾向を掴むことができたと思います。炙り出せたのは以下です。

自分の弱点の傾向

  • そもそも品詞が曖昧だった
  • 修飾語として何を選べばよいのか曖昧だった
  • 文型をほとんど忘れていた
  • 長文は行間を推測して解く癖があった

TOEICの問題の傾向

  • 穴埋めの文章は、そのほとんどがプラスの方向の話である
  • 穴埋めの文章は、買収、景気回復、改善などのビジネス的な内容も少なくない
  • 分からない単語だとしても「文章を成り立たせる単語を必要とするのか」「文章を詳しくするために修飾する単語を必要とするのか」「選択肢の種類から問題の意図を推測する」「前後の単語の品詞のパターンを確認する」「動詞の変化(三単現、過去、受け身)に注意する」を念頭に察すれば正解できる可能性がそこそこ高い
  • 長文は結局最初から最後まで読むことになるので、行間は飛ばさずに読む
  • 長文は質問内容が前後する場合があるので本文を読みながら、問題も読みながら解きながら進むと良い

以上を克服し、また気をつけることとして試験に臨みました。

結果

880点を取ることができました。前回から95点の成長です。贅沢を言うとあと20点取りたかったのですが、満足の点数を取ることができました。
問題数を解いたことで「英語を読み事」に慣れることができたせいか、見直しができるくらいのスピードが出せるようになっていたのには自分自身も驚きました。
おそらく弱点の仮説がいい感じで当たっていて、その対策もある程度のレベルで適切だったのろう、と自画自賛しています。そしてホッとしました。

おわりに

全体を通して感じたことは、傾向と対策をしてそこを克服しなかったら点数を上げることはできなかっただろう、というところです。そしてそれこそが「感覚のみでは正解にたどり着けない壁」と表現することにしました。「TOEICには壁がある」といろいろな記事で書かれている意味を理解できたと思います。合わせて「TOEICができたからといって英語ができる訳ではない」というのもよく目にします。これは自分でも共感する部分もありました。しかし、今回の出来事を通じてその意見も間違ってはないと思いしつつも「点数を取れる裏側には英語の理解度のレベル」があって、点数によってその理解度を保証することはできるのだろう、ということを身をもて感じることができたと思います。TOEICもしかりですが、他の資格試験もそういうことなのだろうな〜、と今更ながら感じることができるようになりました。
あと、最後に今回勉強したことで英語により興味を持つことができたと思います。その中で見つけた良さげな本を紹介して終わろうと思います。

  • 英語フレーズ4000:会話に出てくるちょっとした表現が詰まった本です。留学したときに欲しかったと思いましたw
  • TOEICの問題の傾:イディオム(「句動詞(phrasal verb)」)が詰まった本です。この形でまとめられている本は初めてで新鮮でした。

蛇足

試験の1-2時間前に「Monster Energy」(エナジードリンク)を飲んでドーピングしました。これが集中力を高めるのに効果があったように思います。
効果には個人差がありますし、また利尿作用が高いので用法、用量を守って正しくご使用ください😅