ちょっと古いネタですが、やっとImpossible Burgerを食べてきました。

Impossible Burger(インポッシブルバーガー)とは

Impossible Food Inc.(インポッシブル・フーズ)が製造する植物肉を使ったハンバーガー用のパティを使ったハンバーガーのこと。

例えばマクドナルドのパティをこの植物肉にすれば、それはImpossible Burgerになります。つまり、ハンバーガー全体が特別な訳ではなくて、パティが特別(植物肉)なバーガーということです。

注文してみた

San MateoのJack’s PRIME(公式サイト)(Yelp)で試食しました。

店員さんとの注文方法についてのやりとり。

  • 「どうやってImpossibleを注文したらよい?」
  • 店員さん 「Impossibleはパティが違うだけだから、Burger MenuのならどれでもImpossibleにできるよ」
  • 「じゃあJACK’S PRIME CLASSIC HAMBURGERをImpossible、そして野菜全部載せで。」

と、無事に注文完了。(すべてのお店でこの対応なのか分かりませんので聞いてみてください)

そして待つこと5分くらい。出てきたのがこれ↓

見た目は普通のハンバーガーで、あえて違いを言えば「旗が刺さってて、Impossibleと書いてある!」くらいでしょうか(笑)とはいえ、眺めてるとパティが脂でキラキラしていないことに気が付きます。

眺めるのも終わったし、すぐにでもかぶりつきたい、という衝動を押さえつつ内部の撮影。

カットしたところ↑

上からみるとこんな感じ(バンズ手前の中心を崩してます)↑

食べてみた感想

一言で表現すると「淡白な味で、ツナサンドイッチを食べてる感じ」でした。

肉好きが大きく影響しているかもしれませんが、パティに脂感がほぼなくて、パサパサ感が目立ったのが残念でした。それ故にサンドイッチ感が強くハンバーガーとしては物足りなさを感じてしまったのでしょう。

人口増加に伴う食料不足、健康志向の強まりの予想もあり、注目されている植物肉ですが、まだまだ改良の余地があって今後は面白い分野になりそうで近い将来の可能性を感じました。

蛇足ではありますが、別のテーブルに座っていた体の引き締まったビジネスマンな雰囲気の2名組が店員さんに「コレ何だっけ?あ〜っ、あの肉ね。本物のがいいや。」と会話していたのも印象的でした。

とはいえ、機会があれば、未来の可能性を感じる為に是非お試しくださいねっ!

文中でもご紹介していますが、今回お邪魔したのはJack’s PRIME(公式サイト)(Yelp)です。 非常に感じのよいアメリカンなレストランでした。

リンク

使いたいんだけどAndroid派の自分には問題が・・・

先日手に入れたMiselu C.24。(吉川さんありがとうございます!)

本体の上に載せたモバイルデバイスを音源とするMIDIキーボードです。本体(C.24)とモバイルデバイスは無線(Bluetooth MIDI)で接続されます。

軽いし、折りたたみ式なのでモバイル性にも優れているし、カッコイイのでデモが必要な時はC.24を使おうと思ったのですがAndroid派の自分には大きな問題が・・・ このC.24を使うには本体に備えられている溝にデバイスが刺さらないとモバイルデバイスが固定できないのだけど、その設計がどちらかというと薄めのiPad向けので薄いタブレットが少ないAndroidな端末が固定できない・・・

「でも使いたい!!」ということで、アタッチメントを作ってみました。

作成したアタッチメント

アタッチメントはこんな感じ。左が全パーツで、右が組み立てた状態。

取り付けるとこんな感じになります。左がC.24にセットした状態、右がC.24にセットしてタブレットを載せた状態。

無事にAndroidタブレットを固定できました

溝にはまらなかったAndroidタブレット(Lenovo Tab 4 Plus 8”)がしっかりと収まりました。(画面に表示されているアプリはWeb FM synthesizerです)

3Dデータを公開します

STLファイルを公開していますのでご自由にお使いください!

プロトタイプ達

図面を起こすまでに作ったプロトタイプ達。右下から左へ、右上から左への順に進みました。

現物と合わせながら採寸してプロトタイプ作り、最終的に3Dデータにするまでで3〜4時間くらいで、 頭で考えてるくらいなら作ったほうが速いな〜、と思いました。プリントも全部で3時間くらいだったと思います。

リンク


やっと書けたTech系以外のネタ🤘

1年以上ぶりのAnova

2017年6月に引越して以来(引越し以来、というか恐らく2016年末以来使ってなかったと思う)、低温調理機のAnovaはダンボールにしまわれたままでした。 が、ふと思い立ってローストビーフを作ろうということになりました。

案外時間が必要な低温調理

低温料理を敬遠していた理由は非常に簡単で、低温調理はとにかく時間がかかる、というところです。失敗はほとんどないのですが、 調理に数時間の時間が必要なので

「今すぐ肉が食べたい!!!!」

というシチュエーションでは無力なのです。

そこから導き出した調理法は、特にステーキに関してはスキレット(フライパン)とオーブンを使い、 そして調理対象の肉には温度計を差して温度管理をしっかりする、という方法。この方法でも失敗もほぼないし快適だったので、 長らく低温調理機の存在を忘れていました。

けど、何となくやってみるかとなったので、1年の時を経てダンボールから低温調理のAnovaを取り出しました。 (正確には最初どこにあるか分からず探しました)

結果がコレ!

調理の詳細はこちら(Cookpad)をご覧ください。

3.5cmくらいの厚さのリブアイ(日本では「ロース」でだいたい合ってる)を57℃で5.5時間、低温調理して、表面を焼いた結果です。

肉はCostcoのプライムのリブアイです。購入してから2週間くらい冷凍庫で保存していました。

低温調理の温度と時間に関してはChefStepsにいろいろ書かれていまして、ここを参考にしています。今回は根拠のないアレンジを入れた結果の温度と時間となっていますww

見た目も美味しそうですが、味も柔らかさもとても良かったです。根拠のないアレンジ万歳みたいな感じでしたw

低温調理ってやっぱり便利かも

今回のローストビーフで改めて(ローストビーフでの)低温料理の偉大さを知った気がします。けどステーキでは負けませんよ!

ということで、これからローストビーフを調理する時は低温調理にしようと思います。

調理の流れを写真でダイジェスト

調理の詳細はこちら(Cookpad)をご覧ください。

リンク

手軽にマルチ言語ページを簡単に作りたかったけど・・・

前回のページロードの遅さにつづいて第二弾。

頻繁にではないけど、たまに多言語でBlogを書くことがありますが、恐らく読む側からするとかなりストレスがあったかな・・・と思っていました。 日本語圏外の方は、英語ページを探さないといけない、けどそもそも探すページって日本語だよね・・・みたいな感じです。

そして、結論を言うと「作ったけど、現在のBlogに導入するのは失うものが多そうだから導入しないだろう・・・」という結果になってしまいましたがエントリだけは書いちゃいます。せっかく作ったのでw 「Markdownが使えるのに、このエレメントを使うとHTMLを書くことになる」ので気軽さが失われるのです。

language-selector エレメント

こんな感じで埋め込めます。

こんな感じでマルチ言語対応ページがHTMLタグだけで実現可能です。
JavaScriptを書く必要はないんです :-)
Web ComponentsとPolymer、ホントにありがとう!!
This element enables to make multi language page something like this by HTML tag.
No JavaScript code is required :-)
Thank you very much for Polymer as well as Web Components.

コードはこんな感じです。

言語セレクタ(「English」「日本語」と表示されてる部分)はこう書いて設置します。

<language-selector deflang="ja" langs="en:ja" switcher></language-selector>

Attribute は以下です。

  • deflang : デフォルト(ページロード時)に表示される言語を指定
  • langs : 用意している言語をISO 639-1(2文字のアルファベット)のフォーマットでコロン(:)区切りで指定します(現状の対応言語はen、ja。)
  • switcher : これをつけると言語セレクタとなります。(つけないとコンテンツ本体と認識します)

次にコンテンツ本体です。

<language-selector>
  <span class="translation" lang="ja">
    こんな感じでマルチ言語対応ページがHTMLタグだけで実現可能です。<br>
    JavaScriptを書く必要はないんです :-) <br>
    Web ComponentsとPolymer、ホントにありがとう!!
  </span>
  <span class="translation" lang="en">
    This element enables to make multi language page something like this by HTML tag.<br>
    No JavaScript code is required :-)<br>
    Thank you very much for Polymer as well as Web Components.
  </span>
</language-selector>

language-selector のタグの中に、適当なタグを入れ(ここではspan)、その中に書いた言語をlang="xx"で指定すれば、言語セレクタとリンクされます。 言語セレクタの属性の langs で指定した言語のみ切替えの対象になります。

注意:language-selectorの直前に別のタグで囲むと認識してくれないバグがあります。

リポジトリ

https://github.com/ryoyakawai/language-selector

Live Demo

Demo: language-selector

動作の確認状況

2018年4月12日現在、macOS High Sierra(10.13.3)上でChrome 65.0.3325.181、Firefox 59.0.2、Safari 11.0.3で動作の確認をしています。

何かが重い

Blogを移転の為に記事の引越しをしてみて気づいたページロードの遅さ。

調べてみると、YouTubeの埋め込みがあると重くなることが判明。 ‘X-XSS-Protection’ってエラーが1つの埋め込みに対して1つ出るので、複数埋め込んであるとページのロードのスピードにかなり影響していました。

どうやって解決しようか?と思い返しながらいると「時間を指定して埋め込んでもサムネイルは時間ゼロの表示になってて残念な想いをしていたこと」を思い出した。なので、例えば、ノンストップで録画したイベントの紹介をしたい場合、再生開始時間を指定して紹介してもそれができなくて、何が再生できるのかイマイチ伝えられなくて悔しかった。とか、他にもいろいろあったので、それ以上深く考えずに「じゃあPolymerも2.0になってるし、Web Componentで解決を図ってみよう」というノリで作りはじめました。

youtube-play エレメント

できたのがこちら。こんな感じのがページに埋め込めます。

Polymer(Web Components)のElementなのでもちろんHTMLを書くことで埋め込み完了です。

<script src="https://polygit.org/components/webcomponentsjs/webcomponents-loader.js"></script>
<link rel="import" href="[PathTo]/youtube-play.html">

<youtube-play contentid="WsptdUFthWI" imgsrc="https://ryoyakawai.com/blog/images/2018/04/youtube-play-sample-02.png" start="1:48" autoplay="1" size="75%" rel="0" controls="1" showinfo="0" width="447.75px"></youtube-play>

Attribute は以下を用意しています。

  • contentid : YouTubeの動画にユニークに付与されるIDを指定
  • imgsrc : YouTube動画を再生していない時に表示する画像のPathを指定
  • start : 開始位置を指定(HH:MM:SS、秒のフォーマットのどちらでも正しくParseします)
  • autoplay : ‘1’を指定すると、画像をクリックすると再生されます
  • size : Window幅に対する画像、動画の幅を%で表記します(AspectRatioは16:9でFixしています)
  • rel : ‘1’を指定すると動画再生完了後に関連リンクを表示
  • controls : ‘1’を指定すると動画再生時にコントロール(再生、停止、シーク等)を表示
  • showinfo : ‘1’を指定すると動画のタイトル等が動画再生時に表示されます。

あまり調べずに作ったので、もっと優れたのが既に公開されているかもですのでお気をつけください。

また、このエレメントを使っても、結局のところ’X-XSS-Protection’のエラーは再生時に発生してしまいます。ページロード時のスピードを上げることを目的としたエレメントですのでご了承ください。

リポジトリ

https://github.com/ryoyakawai/youtube-play

Live Demo

Demo: youtube-play

動作の確認状況

2018年4月5日現在、macOS High Sierra(10.13.3)上でChrome 65.0.3325.181、Firefox 59.0.2、Safari 11.0.3で動作の確認をしています。